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本年は、神戸出身で世界的に活躍した作曲家/マンドリニスト・桑原康雄（1946-2003）の没後20年に当たります。

生前、桑原先生は1992年から”神戸国際音楽祭”というイベントを5回主催されており、ロシアの重鎮やヨーロッパのヴィルティオーゾたちを招待して日本に紹介したり、日本やヨーロッパのマンドリン独奏コンクールの入賞者たちに出演してもらったり、マンドリンのための新作を作曲家に委嘱してゲストに初演してもらうなど、様々な試みをされました。

その後、没後イベントとして日本音楽交流協会主催の元、2005年と2013年に”神戸国際音楽祭”を開催し、海外からのゲストやコンクール優勝者を中心に、桑原康雄の遺志を継ぐイベン トを発信して参りました。

没後20年となる今年は1日のみのコンサートとして、

第１部で日本マンドリン独奏コンクール優勝者たちによるステージ、 第２部で桑原康雄の作品を集めて、室内楽と合奏（今回のみの特別マンドリンオーケストラ）のステージを行う予定です。

たった1日のイベントではありますが、マンドリンを愛する者たちが集い、桑原康雄が望んだように、ここがマンドリンの未来へとつながる素晴らしい交流の場となることを願ってやみません。

11月4日、ぜひ会場でお会いしましょう！

日本音楽交流協会　柴田綾子

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